建築模型で一番重要なのは、製作のためのスキルや知識です。また仕上がりの美しさを追求するプロ意識も大切です。
しかし必要な道具やコストについてもしっかり理解していることが必要です。建築模型作りに大切なツールについてご紹介します。
目次
建築模型作りに必要な素材
建築模型作りに欠かせないのはまず素材であるスチレンボードです。スチレンボードは高い密度の発泡スチロールの両面に上質の紙を張り合わせて出来ています。色は基本白色のため、建築模型ができあがる時には白いままです。
着色するかどうかは状況によって変わってきます。サイズはいろいろあり、A1やA2、A3、B4などがあります。また厚みも種類があって、4ミリや7ミリ、1ミリ、2ミリ、10ミリなどがあります。素材にはスチレンペーパーというものを使うこともあります。
スチレンペーパーは紙がはられていない点がボードとの違いです。白や黒があり、サイズや厚みはやはりたくさんあります。
建築模型作りに必要な道具
模型作りに必要な道具についても見てみましょう。スチレンボードやスチレンペーパーはカッターで加工する事ができます。カッターの刃は30度タイプを使います。組み立てに必要なスチのりというのりも必要です。
カッター加工をする時には金属製の定規が必要です。プラスチックタイプのものだと切れてしまう可能性があるので金属製のを使います。直角出しのためのツールも役立ちます。
素材を買っても必ずしも直角がきれいに出ているわけではないので、まずは直角を出すための道具を揃えます。スコヤという名前でツールがあります。だいたい15センチ~30センチくらいの長さのものを選びましょう。建築模型で細かい部分を作業するにはピンセットがあると便利です。
必要な道具とそのコスト
それぞれの道具のコストも見てみましょう。まず素材のスチレンボードですが、縦550ミリ×横400ミリ×厚さ1ミリほどのサイズが20枚くらいで5,000円ちょっとします。
大きさや厚みによって値段が違うので販売サイトで確認してください。金属製定規やカッターは100円ショップでも売っています。スチのりも300円ちょっとで購入可能です。スコヤも1,000円以下で購入可能です。
まとめ
建築模型作りにはたくさんの道具が必要です。道具や素材を使いこなせるようになると仕上がりが美しい模型が作れるので、まずは基本的な道具を一通り集めましょう。
最初は安いもので構いません。慣れてきたらさらに上質なものを使って熟達してください。