子どもの頃、模型やプラモデルを組み立てたことがあるという人は多いでしょう。
平面的なものが立体的なものに仕上がっていくのは見ていて楽しいですが、建築模型は在宅ワークの一種として人気のある技術でもあります。
建築模型の資格を取るのにどんな点を抑えるべきか調べました。
目次
建築模型士になるのに必要なものは?
先に結論から言うと、建築模型士になるのに必須となる特定の資格は特にありません。この資格を取らないと模型士を名乗れないわけではありません。
模型士は家や施設のミニチュア模型を作るのが基本的な作業となりますが、未経験の人でも知識やコツやスキルを修得すれば立派なものを作れるようになります。
実際に模型やプラモデルとはあまり縁がなさそうな主婦層の人でも模型士として副業を行っていることが少なくありません。模型には住宅模型やスタディ模型、ディスプレイ用模型など様々な種類がありますが、自然で正確な組み立て作業ができるようになれば模型士として働くことは可能です。
資格取得&資格学習をすると実力アップにつながる
特定の資格は必要ないとはいえ、資格を取得するのを目標に資格学習をすることにはメリットがあります。建築模型関連の資格はいくつかありますが、取得のために基礎やコツなどを一通り幅広く学ぶことで、模型技術の土台をしっかり据えることになります。
そのため例えば日本デザインプランナー協会主催の「実践建築模型1級・2級」や日本インストラクター協会主催の「建築模型技工士インストラクター」などの資格を念頭にして、テキストなどを使った計画的な学習を重ねるのは大事です。
資格取得に必要な基礎知識
資格取得のためには建築模型の素材や使う道具、のりしろの作り方やポイント、組みたての際の注意点、修正方法などを知っている必要があります。
一見きれいな模型に見えてもじっくり見れば色々なボロが出てくるものです。同じ作品を作っても、技術がある人の模型は仕上がりが違います。模型士の副業をする時にクライアントの信頼を得られるように、しっかりディティールを作り込む技術を学ぶべきです。
そのため諒設計アーキテクトラーニングの「建築模型・住宅模型デザインコース」のような体系的な講座を受講するのはオススメです。
まとめ
建築模型の副業は主婦をはじめ誰でも参加する事のできる分野です。しかし仕上がりを良くしてスキルに信頼を抱いてもらうためには当然基本的な学習やコツの習得が望まれます。
紹介した講座や資格を意識しながら、模型士として副業の可能性をひろげてみてください。