建築模型のひとつである日本インストラクター協会主催の「建築模型技工士インストラクター」は、スタディー模型やプレゼンテーション模型など様々な模型のイロハを理解している人に与えられます。
この資格に関連して学べることをまとめます。
目次
建築模型技工士インストラクターの概要
建築模型技工士インストラクターの資格は、建築模型を実務において通用するレベルまで制作できる能力のある人に認定されるものです。建築模型のエキスパートとして証明されるので、知識を活かして自宅やカルチャースクールで講師活動をすることも可能になります。
カリキュラムで学べる事
建築模型は二次元の図面を三次元に立ちあげる操作の一つです。設計事務所などが作った図面は、図面の見方が分からない人にとってはちんぷんかんぷんです。しかし建築模型があれば誰が見ても建造物の雰囲気が簡単に伝わります。
そのため、建築模型の道具や素材、作り方のコツなどを学ぶ必要があります。資格では木造の住宅模型やRC造の住宅模型に関する制作技術や技能が問われます。この資格には対応講座が設定されています。
諒設計アーキテクトラーニングの「建築模型・住宅模型デザインコース」ですが、こちらの講座では資格試験で問われる内容に沿ったカリキュラムが展開されます。
資格取得のメリット
資格を取得するといろいろなメリットがあります。まずこの資格講座の母体である一級建築士事務所の外注協力者として登録されるため、建築模型の制作による副業を開始できます。
また模型制作の実力がついてくれば、自分のオリジナル作品を作ってハンドメイドマーケットなどで販売すると言う可能性も見えてくるでしょう。外注協力者として模型を製作する場合は、模型の種類によって多くの収入が見込めます。
例えば住宅模型であれば3万円から6万円、ビルやマンションなら8万円から10万円ほどの単価がもらえることもあります。
もちろんかかる時間がどれくらいになるかによっておトクさは変わりますが、実力がつけばスムーズな作業になるため、資格講座を通してしっかり基礎を身につけることが大切です。
まとめ
建築模型技工士インストラクターの資格を取得すると、様々な模型を実務レベルで製作できることが証明されます。
対応講座を使って勉強すればスムーズな資格取得ができるうえに、外注協力者として模型制作の仕事を受けられるようになります。資料請求をして講座の詳細を確かめてみてください。