建築模型と聞くと、なんだか難しそうなイメージがあるかもしれません。しかし建築模型は初心者でもしっかり勉強すれば制作可能です。
しかしそれでもミスはつきものです。注意すべき点や修正方法についてご紹介します。また建築模型の基本を気軽に学べる講座をご紹介します。
目次
建築模型で注意すべき事
建築模型では基本的にスチレンボードを使います。スケールに合わせた建築図面を印刷してそれをボードに貼りつけカットします。この時慎重にやらないといけないのはカットの方法です。
一度にカットしてしまいたいと思うかもしれませんが、それによってボロボロになってしまうことがあります。そのため基本2,3回に小刻みに分けるのがきれいに行うポイントです。また同じカッターの刃をずっと使っていると切れ味が悪くなってしまいます。
こまめに確認しながら折って切れ味の良い状態にしておきましょう。またのりしろを作る時ですが、一部を残して削り取らないといけない場合、カッターの刃を出し過ぎていると全てミスで切ってしまうことがあります。
そのためカッターの刃を必要最低限の分出しておくのが大事です。また組みたてる時にはいきなりのりづけしてしまわないで、まずはマスキングテープで仮組み立てをしてみましょう。こうすることでミスを未然に防ぐ事が可能です。
のりづけのミスの修正方法
のりづけをする時にうまくやるためには、のりしろがきれいである事が不可欠です。しかし、のりしろ部分にスチレンが残っているとちゃんと噛み合いません。
その状態で仮組み立てをすれば分かりますが、噛み合いが悪くて全体のバランスがおかしくなってしまう場合があります。そんな時はのりしろ部分を修正しましょう。
スチレンがきれいな状態になるように、カッターの背中部分を使って撫でながらスチレンを削り落します。これによって、きれいな仕上がりになります。
建築模型の基礎を学べる講座
建築模型を作るにはいろいろな知識が必要です。材料や道具、そして注意すべきポイントなどコツを学ばないといけません。しかし素人がいきなり多くの知識を学ぶのは難しいです。そこで通信講座のテキストを使った計画的な学習をするとスムーズです。
例えば諒設計アーキテクトラーニングの「建築模型・住宅模型デザインコース」のように、初心者に対応した内容のカリキュラムで模型資格まで取得できるまでに学習できる講座を使うと、無駄なくポイントを学びとれます。
この講座の母体は設計事務所のため、建築模型を学ぶにはぴったりです。
まとめ
建築模型は誰でも気軽にチャレンジできる分野です。スキルやノウハウをアップすれば副業として活かすことも可能です。ただし経験が浅いといろいろミスも多いものです。
コツやポイントを学ぶには通信講座など体系的な環境の中で学ぶのがベターです。紹介した講座も活用しながら、建築模型の世界をより楽しんでみてください。